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子育てについて思うこと③〜子供の幼少期に親父が接することの重要さ〜

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・幼少期にいかに子供と向き合うか

子育てというと、どうしても「母親が中心」というイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。

それもそのはず、日本社会においてはまだまだ「父親が家計を支える」為に日々仕事に出ていることが多いですよね。

※我が家では家の家賃や食費・外食費は親父側が払っているものの、習い事・保育園代は妻が払ってくれてるので家計を支えているなんて言葉を使うのはとてもおこがましいですが、、

近年は育児休業取得推奨も叫ばれてますが、父親が仕事の為(仕事上の付き合い等も)で家を空ける事もあると思います。
けれども、幼少期において 父親が子どもと過ごす時間 は想像以上に大きな意味を持っているそうです。

愛されている実感が「自己肯定感」に

小さな子どもにとって、一番の安心は「大好きな親と一緒にいること」です。
父親が抱っこしたり、一緒に遊んだりすることで、子どもは「自分は大切にされている」と感じます。
その積み重ねが、のちの人生における 強い自己肯定感 の土台になるそうです。

父親ならではの遊びが子どもを成長させる

母親と違う関わり方をする父親は、子どもに新しい刺激を与えてくれます。
たとえば肩車や外遊び、ちょっと大胆なチャレンジ。

父親が得意なダイナミックな遊び

・公園で追いかけっこ・鬼ごっこ

・アスレチック

・水遊び(川・海遊び)水鉄砲とかも

・鉄棒・さかあがり

・ボール遊び・キャッチボール

・自転車


こうした経験は子どもの「挑戦する力」や「好奇心」を育み、将来の学びや行動力にもつながるそうです。

言葉や社会性も豊かに広がる

父親との会話は、母親とは違った表現や視点に触れるチャンス。
日常のちょっとしたやり取りが、言葉の発達やコミュニケーション力の向上につながります。
さらに、父親が育児に関わる姿を見て育つことで、「家事や子育ては誰がやってもいいんだ」という柔軟な価値観を自然に学べるのです。

父親自身の喜びにもなる

そして何より、父親が子どもと関わる時間は 自分自身の幸せ にもつながります。
小さな笑顔や成長の瞬間を一緒に味わえることは、かけがえのない宝物。
その喜びが家庭全体をあたたかくし、より良い関係を築いていけるのです。

仕事からクタクタになって帰宅しても子供の笑顔を見るとイチコロです。


小さな一歩が子供の未来に影響

幼少期に父親が積極的に関わることは、子どもの心と体を育むだけでなく、父親自身や家庭全体にとっても大きな意味を持ちます。
「長い時間」ももちろん大切ですが、まずは「短い時間でも全力で一緒に楽しむこと」から始めてみませんか?

「今日は早めに仕事を切り上げて帰ろう」「会社の飲み会は断って帰ろう」

「今度の会社のゴルフは断ってみよう」「休日に同期の飲み会あるけど今回は断るか」
その小さな一歩が、子どもの未来に大きな力となって返ってきます。


過ごす時間の長さ=成長ではない

子どもと過ごす時間よりも大切なこと 〜共感する力〜

「とはいえそんな時間はなかなか捻出できないよ…子どもと過ごす時間が少なくて不安…」
そんな悩みがある人も実際多いと思います。ぶっちゃけると実際は私自身もそうです。

平日は遅くまで残業、朝7時には家を出て営業先に移動することもありますし、週末も休日出勤、遠方に出張もあり、一週間ほぼほぼ子供と顔も合わせる事もできない。

でも実は、子育てにおいて大切なのは “どれくらい長く一緒にいたか” ではなく、 “その時間に何をしたか・どれだけ心を通わせたか” なんです。

子どもが求めているのは「理解されること」

子どもにとって一番嬉しいのは、遊びの時間の長さよりも、
「自分の気持ちをわかってもらえた」
「楽しいことを一緒に笑ってくれた」
そんな瞬間です。
大人でも「長時間一緒にいるけど会話がない関係」と「短い時間でも心から分かち合える関係」では、後者の方が深く心に残りますよね。

短い時間でも「共感」があれば十分

たとえば、

  • 絵を描いたら「すごいね!」と一緒に喜ぶ
  • 転んで泣いたら「痛かったね」と気持ちに寄り添う
  • 小さな発見を「ほんとだ!」と一緒に驚く

こうした一瞬の「共感の積み重ね」が、子どもの安心感や自己肯定感を育てます。

父親の関わりが特に効く理由

父親は母親と違った視点や感覚を持っています。
だからこそ、父親が「子どもの気持ちを理解しよう」とするだけで、子どもにとっては大きな意味があります。
「お父さんはちゃんと自分を見てくれている」――この実感が、子どもの自信と挑戦する力につながっていきます。

子どもが親と過ごす時間の目安

アメリカの研究や日本の調査を参考にすると、

  • 0〜9歳頃:起きている時間の多くを親と一緒に過ごす
  • 10〜12歳(小学校高学年):友達との時間、部活動や習い事が増え、親と過ごす時間は減少(この年齢くらいから子供だけで出かけたりとかしますよね)
  • 13〜18歳(中高生):部活・勉強・友人関係が中心になり、親と過ごす時間はさらに激減・家にいる時間は部屋に篭って勉強やら友人との通話・LINEなど

具体的には、
子どもが高校を卒業するまでに、親と一緒に過ごす時間は「約7〜8年分」しかない と言われます。

「え?18年じゃないの?」と思いますよね。
でも実際には、成長とともに子どもは自分の世界を広げ、親と一緒にいる時間はどんどん減っていくのです。

会社の上司も中学校の息子さんがいて「今のうちに沢山子供と遊んでおいた方が良いぞ」「塾だ部活だで休日は一緒に買い物すら行ってくれない」て言葉を聞いたことがあります。


1日あたりだと

あるデータでは、

  • 小学生の親子の会話時間:平均 2時間弱/日
  • 中高生になると:平均 30分〜1時間/日

つまり、
18年間のうち「一緒にいられる濃い時間」は 小学校卒業くらいまでが大半を占める ということになります。

※そんなに時間取れてないよって思うかもですが、父母合わせてかつ、休みの日とか合算してならしたイメージだと思われます


まとめ

子どもとの時間は「長さ」ではなく「濃さ」が大事。
たとえ毎日数十分、数分しか取れなくても、子どもの気持ちに寄り添い、一緒に喜び・悲しみを共有することが、何よりの宝物になります。

帰宅して子供が起きてたら「今日は幼稚園で誰と遊んだ?!」「どんな遊びしたの!?」「どんな気持ちだった?!」

子供がリアクションしてくれたら「それは⚪︎⚪︎だったね!素敵だね!」

と普段会社では無表情で何考えてるか分からんとか言われる私でさえも、こんな時はガヤ芸人ばりにオーバーリアクションです。

顔を合わせない日々が続き、急に絡むと子供も「急になんやねんお前」みたいなそっけない塩対応をすることも多いですが「こちらの気持ちが折れたら負けです」

関わる時間が少ないからこそ、めげずに寄り添っていきましょう。

子供達が明るい人生を歩んでくれますように。

ABOUT ME
自己紹介
自己紹介
外資メーカー勤務/2児の父
外資系メーカー勤務。33歳2児の父。 Fラン大学を卒業後、建設会社→人材会社→外資メーカーにて一貫して営業職に従事。仕事に家事育児に追われながらも副業に挑戦し、年収1,000万円達成。 代謝の低下と不摂生によりメタボ予備軍だったものの、食生活ルーティンに変化を加え半年で体重マイナス10キロ達成。 「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」をモットーに日々活動中。
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