【新入社員・若手社員必見】ビジネスにおける「かわいげ/可愛げ」の重要さとは?

ビジネスにおける「かわいげ」の大切さ
仕事をしていると、「あの人、なんだか一緒にいると気持ちがいいな」と感じる人に出会うことがあります。
その人が特別におしゃべり上手なわけでも、誰よりも成果・結果を出しているわけでもないのに、周りから好かれ、自然とサポートが集まる。
その秘密こそ、“かわいげ”なのだと思います。
かわいげは「小さな行動」から生まれる
例えば――
- メールやチャットにすぐ返信してくれる
- 電話にパッと出る、折り返しも早い
- 飲み会や懇親会にも前向きに参加する
- 誰もやりたがらない仕事を、さらっと引き受ける
こうした行動は一つひとつは小さなこと。けれど積み重ねると「この人と仕事すると気持ちがいいな」「助けてあげたいな」と周囲に思わせる力があります。
私自身も新入社員の時、飲み会の場で教育担当だった先輩社員から印象的な言葉を言われたことがあります。
なんだかお前は「かわいげ」があるからしっかり育ててやるよ!
これを言われた私は嫌な気はしなかったですし、むしろ認めてくれた・認められたような気がしてなんだか嬉しくなったものです。
私が新入社員の時に意識をしていたのは以下内容です。
・報連相(教育担当の先輩、直属の上司)1日3回は
・指摘を受けて誰に言われたんだ?と言われない限り、先輩の名前を売らない
※あくまで悪いのは自分というスタンス(誰々にこう教わったんで〜とかは絶対言わない)
・朝オフィスに一番乗りして掃除(上司先輩方のデスク周り拭き掃除ゴミ集め印刷用紙補充)
・飲み会の幹事、集金は進んでやる
・ご馳走になったら当日遅くても翌朝朝イチメール&オフィスで顔合わせたら直接御礼
・甘える/仕事の進め方で疑問点あったらすぐ聞く/大事なのは分投げ質問ではなく自身で仮説を盛り込んで聞くこと(自分はこのように進めようと思うのですがご意見ください等)
・メモをとる/取るだけで満足せず振り返る/メモを取る意味を理解する
「いやらしさ」がないのがポイント
大事なのは、これを“媚び”や“打算”として見せないこと。
「やってあげてますよ」という態度ではなく、自然体でサッと動ける人は、本当にかわいげがあります。
だからこそ、相手も構えずに「ありがとう」と返せるのです。
かわいげはビジネスの潤滑油
スピード感や軽やかなフットワーク、素直な気持ちの表現。
それらが合わさると、周りの人は「この人となら一緒に頑張れる」と思える。
かわいげは、数字やスキルだけでは作れない“人望”を引き寄せる潤滑油です。
現代ビジネスマンのお考え、市況が変わってきているのも重々承知してます。
飲み会来ない、絶対行かないって人も最近多いですし、ワークライフバランスという言葉もよく聞きますよね。
とはいえ会社組織に属し、(フリーランスとか個人で仕事請け負ってる人は別ですよ)一人ではなく、周りのサポートを受けながら進めていく仕事内容なのであれば、少なからず「かわいげ」という要素は重要になってくると考えます。
上記内容に関して、全てやるべきだ!とは言いませんが、できることからやってみませんか?
相手の立場に立って、ああ、こいつが困ってるなら手を差し伸べてやるか、一緒に考えてやるか
そう思ってもらえる人が周りに増えれば仕事も進めやすくないですか?
まとめ
ビジネスの現場で成果を出すには、能力や努力はもちろん必要です。
でもその前に、「人に応援される自分でいるかどうか」が大きな差を生みます。
即レスや小さな気配り、フットワークの軽さ。
その積み重ねが“かわいげ”となり、気づけばあなたのまわりには自然と味方が増えていくはずです。